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STUDENTS TALK 02 #「女子大でサイエンスを学ぶ」ってどう? STUDENTS TALK 02 #「女子大でサイエンスを学ぶ」ってどう?

「自分らしく学びたいこと
を学べるか」を
大学選びの基準に

Q

どんな理由で日本女子大学の
今の学科を志望しましたか?

  • 中学3年生の時に建築家という職業を知って、憧れるようになりました。日本女子大学の住居学科(※)は、他校の建築学科に比べると少人数制で先生との距離も近そうだったので、ここだったら4年間、目標に向かって頑張って勉強できると思って、第一志望にしました。
  • 高校在学中は進路に悩んで、最終的に父の会社を手伝うために就職の道を選びました。しかし、知り合いの子どもに好きだった数学を教えたことをきっかけに、学校の先生を目指してみたくなって一念発起。数学の教員免許が取れる大学を調べて、受験勉強をはじめました。後半で学力が伸びた時に、塾の先生に勧めてもらったのが日本女子大学でした。
  • 中学で環境問題をテーマに卒論を書いたことで、理系分野に興味を持つようになりました。理系学部を広く検討していたので、高校では物理と化学を専攻していましたが、生物にも興味があったので、化学と生物を両方学べる化学生命科学科に心惹かれました。少人数制で先生との距離も近そうだったので、就職の時に相談できる方が近くにいるのはいいなと思ったのも志望理由のひとつです。

Q

女子大を選んだ理由は
ありますか?

  • 私は中高一貫の女子校に通っていたのですが、大学は共学がいいなと思っていました。でも、共学の大学のオープンキャンパスに行った時に、今まで経験してきたものとは少しちがう雰囲気に心地よさを感じられず、共学は向いていないかもしれないと思うようになりました。日本女子大学のオープンキャンパスでは、先輩方が伸び伸びと自分らしく学んでいる姿が印象的で、ここで学んでみたいと素直に感じました。
  • 小学校の頃から男子の友達が多かったタイプなので、いざ日本女子大学への進学を決めた時に、女子大でうまくやっていけるか少しだけ心配でしたが、遊びにいくのではなく学びにいく場所だと思ったら、気持ちが楽になりました。私の場合は、女子大か共学かはそこまで関係なかったですね。
  • 私も中高一貫の女子校に通っていたので、女子大への抵抗感はありませんでした。理系学部がある女子大はそんなに多くないのですが、学力に合う大学としてこの学校が候補に挙がってきた時も、素直にいいなと思いました。

自然体でいられるからこそ、
さまざまなことに
チャレンジできる

Q

女子大の良さを、どんなところに感じていますか?

  • 打ち解けた空気やリラックスできる雰囲気だからこそ、落ち着いて自分のやりたいことができている気がしていますし、友人たちからも常にいい刺激をもらっています。小学生の頃は人目を気にしてやりたいことができない感覚もあったのですが、今はそういうことはまったくありません。とっても勉強しやすい環境だと思います。
  • 私は高校まで共学で、授業中に雑談も聞こえていましたが、今は落ち着いた環境で集中して勉強に取り組めています。
  • 私自身は、女性の中の方が自然体でいられる気がします。今のクラスメイトも、同じ分野、同じ大学を目指して頑張った同志のような感覚があるので、そういう仲間と一緒だからこそ、伸び伸びと楽しく学べている気がします。

Q

大学生活で、勉強以外に楽しんでいることはありますか?

  • 夏休みに友人と建築物を見に旅行に出かけたり、建築デザインやまちづくりに関する展示に足を運んだり、キャンパスの外でそういうものに触れる機会は、興味や知見が広がるので好きです。また、オープンキャンパス委員に参加して、オープンキャンパスのお手伝いをしています。学部学科を超えた先輩や後輩との交流はなかなかない機会なので、楽しいですよ。
  • 2年生から数学サークルに入っています。顧問の先生に指導いただきながら独自に研究を進めているのですが、授業とはちがう切り口で研究できるのがおもしろくて。今は、目白祭での発表に向けて、あるゲームの必勝法を数学的に紐解くという研究を進めているところです。私の学科ではSNSで先輩・後輩との交流があり、オンラインでも学年を超えて繋がっているのはいいなと思います。
  • 今年から目白祭の実行委員になって、主に協賛品を企業に依頼する業務を担当していました。メールの送り方や企業の方への依頼の仕方など、社会に出てからも役に立ちそうなことをたくさん学ぶことができました。

自分らしさを起点に、
可能性を最大限に
広げる4年間を

Q

女子大を志望するか
どうか迷っている高校生へ、
メッセージをお願いします。

  • 中学校からずっと女子校で、卒業後の環境の変化に不安を感じる時期もありました。しかし、学科でも人前で発表する機会があるので、インターンシップに参加した時にも物怖じせずに意見を言うことができましたし、他大学生とのプロジェクトでは性別を問わず多様なメンバーと協働できているので、今は以前のような不安はありません。建築を幅広く学ぶことができるので視野が広がり、将来の選択肢が広がったのもよかったです。「自分らしくやりたいことを学べる場」としてこの大学を選んでよかったとあらためて思っています。一番大切なのは、自分がどう思うのか、です。ぜひ自分自身の心の声に耳を傾けて、大学選びをしてみてください。
  • 女子大か共学かよりも、学びの方針や特徴に着目して、心惹かれる学校を選ぶのがいいと思います。私は、先生との距離も近く、質問をすれば丁寧に説明してくださる日本女子大学の環境のおかげで、数学の楽しさをあらためて感じています。授業をきっかけに、プログラミングへの興味も広がりました。大学は、入学してから新たな分野に出会える楽しさもありますよ。
  • 私も大学に入ってから細胞学を学んで、新たな興味が広がっています。自分でおもしろいと思えたことだと、学びの楽しさが格段に違います。心惹かれるなにか、興味を持てるなにかがあったら、ちょっとしたことだったとしても、ぜひ大切にしてほしいと思います。

(※)2023年9月取材当時の情報です。 2024年4月に住居学科を母体とする建築デザイン学部建築デザイン学科が誕生します。