BB.. 博博士士課課程程後後期期 博士課程後期においては、主査を中心に学内数名の指導教員が博士論文の完成まで指導する。学術雑誌・論文誌等に執筆論文が掲載されることが必須となる。博士論文執筆の能力を獲得するとともに学術情報発信の実際を経験するため、学会への参加・発表が奨励される。なお、以下のスケジュールは、学生の専門分野や研究の進捗状況により変動することがある。(1)論文審査手続き[博士論文]<予備論文>(提出資格)博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。 (提出期限) 9月末以前,あるいは3月末以前。 (提出書類〉 論文題目および論文概要(約2,000字),学会発表等のリスト,発表論文の別刷り等の参考資料。 <博士論文> (提出資格) 博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。予備論文審査に合格した者。 (提出期限) 12月定例研究科委員会の1週間より前の,あるいは5月定例研究科委員会の1週間より前の指定された日。 (提出書類) 博士論文3部,論文概要書(和文及び英文)3部。他に,学位申請書,論文目録,履歴書,研究業績一覧を各1部。 (論文の審査) 博士論文の審査のため,研究科委員会は審査委員会を組織する。 審査委員会は,当該研究科の教員のうちから学位論文に関連のある授業科目を担任する教員3名以上を審査委員に選出する。 (最終試験) 論文審査と最終試験の口頭試問は,博士論文とこれに関連する専攻分野科目の内容について行われる。そこでは,研究者として自立した活動もしくは他の高度に専門的な業務を行うために必要な研究能力とその基礎となる豊かな学識を有するかが試問される。得られた結果とそれらについての考察を論理的に説明・表現する力も評価される。必要に-129- -158-※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。・指導教員を決定する。・4月以降,随時指導教員が研究方法や博士論文執筆について指導する。・履修(論文執筆)指導計画を見直す。・研究の進捗状況を確認し,研究の方向性について指導する。・それまでの成果発表に対し,問題点等を指摘および指導する。・それまでの成果発表に対し,問題点等を指摘および指導する。・予備審査に向けた計画を指導する。・博士論文の内容や作成日程を指導する。・予備審査会を設置(主査1名,副査2名)する。・専攻の学位授与方針と研究科の学位論文審査基準に照らし予備審査を実施し,問題点等を指摘及び指導する。・専攻会議にて予備審査結果を報告する。・指摘された問題点等をふまえて、主として指導教員が「学位授与方針と学位論文審査基準の連関」に基づいて指導する。・研究科委員会に博士論文を提出する。・学位審査委員会を設置し,審査委員を選出する。・博士論文を審査する。・最終口述試験を実施する。・「学位授与方針と学位論文審査基準の連関」に基づき審査したことを確認し,博士学位授与を決定する。内容研究指導概要年次1年次4月 研究体制・研究計画の確定10月履修(論文執筆)指導計画の確認2年次4月研究テーマ・内容の確認中間発表会3年次4月中間発表会予備審査の準備9月~10月博士論文予備審査会11月~12月博士論文および概要等の提出1月審査委員会による公開審査2月研究科委員会における審査結果報告,学位授与審議3月学位授与
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