2024年 大学院要覧
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改正 (趣旨) 第1条 この規程は、日本女子大学大学院学則第1条第2項に基づき、各研究科・専攻の人材の養成に関する目的、教育研究上の目的を定めたものである。 (家政学研究科) 第2条 家政学研究科は、家政学の各分野において基礎的な理論と高度の専門的な学識を修得し、今日的課題の解決手段を提案でき、実践的で総合的な判断力と主体的かつ創造的な研究能力のある、社会に大きく貢献する人材を養成することを目的とする。 2 児童学専攻は、児童学の心理、社会、教育、健康、文化それぞれの視点から理論と応用についての精深な学識と研究能力を養い、その専門的知識をもって社会における児童の健全な生育に寄与する人材を養成することを目的とする。 3 食物・栄養学専攻は、食物学及び栄養学分野において基礎から応用理論に至る高度な専門学識を培うとともに、同分野に関する優れた研究技術・能力、創造的な思考力・洞察力を身につけた人材を養成することを目的とする。 4 住居学専攻は、住まいや地域・都市の住環境を対象に、安心かつ快適な生活を行うための居住者の視点を重視し、高度な研究能力、創造的な思考・表現力を育成し、今日的課題に対して多角的・専門的に計画、提案、実践できる人材を養成することを目的とする。 5 被服学専攻は、衣服を通して全ての人々の快適で質の高い生活を追求するために、幅広い専門分野の基礎と応用理論を修得し、豊かな創造力と表現力、高い研究能力を身につけ、被服学の専門家として広い視野で社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。 6 生活経済専攻は、広範で多様な生活問題を経済学の分析手法に家政学・政治学・経営学等の社会科学的な視点も含めて考察することにより、生活経済や生活公共の領域での新しい課題を設定し研究する高度な能力と学識を有する人材を養成することを目的とする。 (文学研究科) 第3条 文学研究科は、科学的批判精神と洞察力をもって、人間精神の生み出した文化の諸相―文学・言語・歴史―を、主として言語資料を通して、普遍と個別の面から追求していくことを目指し、広く豊かな学識を培い社会に貢献することのできる人材を養成することを目的とする。 2 日本文学専攻は、日本文学・日本語学及び関連諸学について、高度の学識を培い、その本質を究明するとともに、日本文化の継承発展に貢献すべく、専門的な知識を修得し、専攻分野の解明に努めることで、高い学識を備えた人材を養成することを目的とする。 3 英文学専攻は、イギリス文学研究、イギリス文化研究、アメリカ文学研究、アメリカ研究、言語・英語研究及び関連分野にわたって広範囲な学識を培うとともに、各自の専攻分野において高度な研究・教育を行う人材を養成することを目的とする。 4 史学専攻は、日本史・東洋史・西洋史の各分野において、研究分野の拡大、研究方法の高度化・多様化に対応した史料読解・利用能力を持ち、世界史的視野から各分野相互の比較史的究明を行うことのできる人材を養成することを目的とする。 (人間生活学研究科) 第4条 人間生活学研究科は、各専攻における基礎となる専門分野の究明はもとより、常に変貌する社会情勢や環境を直視しながら諸現象を広範囲かつ学際的研究手法によって総合的に解明する、創造力、応用力豊かな人材を養成することを目的とする。 2 人間発達学専攻は、人間の成長発達段階における課題を探索し、一方、人間の身体形成、発育に影響することを究明し、健康の保持増進のあり方を追求することにより、広く社会に貢献することのできる人材を養成することを目的とする。 3 生活環境学専攻は、衣食住及び生活経済の最新の成果を学び、生活環境を歴史的、造形的、社会科学的側面から考察し、現代社会の抱える複雑な課題の究明にも挑戦的に取り組むことのできる、広い視野と高い分析力を身につけた人材を養成平成26年4月1日 2022年4月1日 2024年4月1日 平成31年4月1日 2023年4月1日 平成22年4月1日制定 日本女子大学大学院人材養成・教育研究上の目的に関する規程

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