〔2〕研究指導スケジュールと研究指導概要 A. 博士課程前期 (1) 論文審査手続き [修士論文] (提出資格) 博士課程前期に在学し,研究指導教員からの報告を受けて,専攻会議で審議して認められた者。 (提出期限) 1月下旬または2月上旬とし,その年度ごとに定める。 (中間発表) 博士課程前期2年次の10月に中間発表会を行い,修士論文研究の進捗状況などをみる。 (提出書類) 修士論文1部。その他の提出書類については専攻の定めによる。 (論文の審査) 審査は指導教員を含む大学院担当教員が主査1名・副査2名以上で行う。 主査・副査は10月頃に決定する。 (最終試験) 最終試験として修士論文発表会を2月中旬に開催し,学位論文の内容に関する口頭発表を行う。そこでは,発表内容に関する質疑を行うとともに,関連する専攻分野の知識についても試問する。また,実験結果および考察について論理的に説明する力や表現力についても評価する。必要に応じて,筆答試問を併せて行うこともできる。 (審査結果の判定) 修士論文の合否は,論文主査および副査による評価を踏まえ,専攻会議で審議して決定する。合否の判定に際して,専門知識,問題解決能力,表現力を身につけているかなどを中心に,学位授与方針に基づく達成度を踏まえる。専攻会議での決定を踏まえて,課程修了の可否を,研究科委員会で審議し決定する。 (2) 論文審査基準 [修士論文] 修士論文の審査及び最終試験(修士論文発表会)の試問により,広い視野に立って精深な学識を修め,専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を有しているかを審査する。 なお,修士論文は各研究科の学位論文審査基準(大学院要覧28頁以降参照)に従って審査される。 -160--130- 博士課程前期においては、指導教員を中心に学内の複数の教員が修士論文の完成まで指導を行う。修士論文執筆の能力を獲得するとともに学術情報発信の実際を経験するため、学会への参加が奨励される。年次1年次4月~ 随時、指導教員 に対して研究の進捗状況を報告 し、研究指導を受ける。適宜研究室内で中間報告を行う9月~研究テーマ•内容の確認と決定9月~総合演習において研究テーマの紹介とこれまでに進んだ研究成果を披露し、指導を受ける。2年次4月~10月 10月中間発表会1月~2月修士論文の最終提出、修士論文発表会、修士論文審査 2月博士課程後期入学試験3月研究科委員会における修了認定 学位(修士)授与※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。内容•4月以降指導教員による修士論文執筆指導及び研究指導•2年生が行う中間発表会、修士論文発表会へ参加し、研究や論文作成方法を修得する•学会への参加を奨励•研究方法が適当か今後の展開が十分行えるかを教員全体で議論し、研究を正しい方向へ向けるように激励する•学会への参加を奨励•修士論文の主査1名、副査2名の決定•中間発表会で指摘された問題点等を踏まえた研究指導•修士論文審査の実施 •最終試験(修士論文発表会)の実施 •修士論文合否の決定(博士課程後期入学者、進学者の決定)研究指導概要
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