2023年 大学院要覧
127/212

出研究科委員会の博士学位申請受理-125--106- -106- B. 博士課程後期  博士論文を提出する者は、提出論文に関わる論文が、本専攻の博士課程後期を経た場合は2本以上、本専攻以外の博士課程後期を経た場合及び博士課程後期を経ない場合は3本以上、全国学会誌に掲載されていることを原則とする。ただし、そのうちの1本は本学の人間社会研究科紀要を含めることができる。博士課程前期と同様、指導教員を含む複数の指導教員による指導がなされる。研究情報発信の経験と知識を積むために公的学会における口頭発表や学術雑誌への投稿等、積極的な研究活動を促す。(1)論文審査手続き[博士論文]<予備論文>(提出資格)博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。 (提出期限) 7月下旬 (提出書類) 教育学専攻の定めによる。 <博士論文> (提出資格) 博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。予備論文審査に合格した者。 (提出期限) 11月末日 (提出書類) 博士論文・論文概要書各5部。その他の提出書類については教育学専攻の定めによる。 (論文の審査) 博士論文の審査のため,研究科委員会は審査委員会を組織する。 審査委員会は,当該研究科の教員のうちから学位論文に関連のある授業科目を担任する教員3名以上を審査委員に選出する。 (最終試験) 最終試験は,学位論文の内容及びこれに関連ある専攻分野の科目について,試問の方法によって行う。その際特に,教育に関する諸問題を多角的に検討する関心・意欲・態度をもち,高度な教育学的専門性に基づいて研究内容を適切に理解・判断し,研究活動を自立的に行えるか,および研究成果が幅広く社会に貢献しうるかを評価する。試問については,口頭による。ただし,筆答試問を併せて行うことができる。 ※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。年次1年次4月オリエンテーション研究指導体制・指導計画の確定指導教員に対して、研究の進捗状況等を随時報告し指導を受ける履修(論文執筆)指導計画の確認2年次4月~3月研究テーマ・内容の確認と決定3年次4月~5月5月博士論文構想発表会(専攻内予備審査)予備審査会の設置7月専攻内予備論文提出8月~9月専攻内部審査10~11月11月博士学位申請論文及び概要等の最終提12月~1月審査委員会による公開審査(公開口頭試問、最終試験の実施)2月~3月研究科委員会における審査結果報告、学位授与審議3月学位(博士)授与内容指導教員による博士論文執筆指導及び研究指導履修(博士論文執筆)指導計画の策定研究の進捗状況等の報告を随時受け研究指導を行う履修(論文執筆)指導計画書の見直し博士論文執筆の進捗状況の確認及び研究指導博士論文の予備審査主査1名、副査2名による専攻内部審査専攻内部審査で指摘された内容を修正する研究科委員会へ博士論文提出学位審査委員会の設置博士論文の審査最終口述試験の実施博士学位授与の決定研究指導概要

元のページ  ../index.html#127

このブックを見る