〔１〕授業科目表 －104－ －121－本専攻は1994年4月に開設された。その前身は、1978年に設置された文学研究科教育学専攻修士課程、および1987年に設置された同博士課程である。その後、社会の変化や学問研究の発展等を踏まえた改革を重ね、今日に至っている。 本専攻では、人間と社会、及び両者の関わりについて、教育学に関する専門性を持って理解する能力とともに、教育に関する様々な事象について多角的に検討を加え、学識と専門的視野を持って適切な判断を行う能力の育成を目指している。 そのため、家庭、学校、社会における教育事象について理解し、専門的な洞察を深めるべく、理論と実践のバランスの取れたカリキュラムを用意している。また、教育学の専門的研究を進めるための文献研究的・量的・質的方法論や、学際的・国際的な研究も取り込んだ幅広い科目の履修と並行して、個別指導を中心とした論文指導を行うことによって、高度な専門性を有する研究者・実践者を育成している。なお、現職社会人学生の場合、履修について個別に相談することも可能である。 基礎となる一種免許状を取得している者は、前期課程で必要単位修得後、専修免許状（幼稚園・小学校・中学校「社会」・高等学校「公民」）取得が可能である。 他大学院との単位互換や学生交流については、186頁から207頁に掲載する大学院学則第12条によりあらかじめ協議してある大学院との協定書を参照してほしい。 人間社会研究科 教育学専攻
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