〔1〕授業科目表 21世紀を迎えた社会福祉・ソーシャルワークの課題は,国の内外でますます多様化,複雑化しつつある。社会福祉学専攻は,これらの課題に対応して,国際的視野に立った理論研究とともに,政策形成や援助実践の理論と方法を探究し,高度な調査研究ないし実践の能力を涵養することを目標とする。 博士課程前期には,社会福祉・ソーシャルワークの原理,政策,運営および方法に関する講義と演習に加えて,社会福祉研究方法論,同調査論等各自の関心分野の如何にかかわらず学ぶことが期待される講義を用意している。各自の関心分野にかかわる講義は当専攻内のほか,学内他専攻及び別紙協定大学院(186頁から207頁参照)においても提供される。各院生は,指導教員(各院生の希望をもとに専攻教員会議で決定)のもとで,それぞれの研究課題にそって授業科目を編成し,各自の専門能力を高めることとなる。 博士課程後期では,それぞれの研究テーマにそくして,学位論文作成を目標とした研究指導が行われている。 博士課程前期の修了には,原則として,2 年以上在学し,各自の指導教員の講義ないし演習計 4 単位および学位論文作成に対する研究指導としての特別研究10単位を含め,合計32単位以上の履修が必要である。指導教員の授業科目以外に幅広い授業を履修することが望ましい。 博士課程後期の修了には,指導教員の社会福祉学特殊研究 4 単位を原則として毎学年反復履修し,かつ学位論文作成等に対する研究指導としての特別研究10単位を履修するものとする。 -99- -115-人間社会研究科 社会福祉学専攻
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