2023年 大学院要覧
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(1) 論文審査手続き B. 博士課程後期 博士論文の提出にあたっては,学会誌または大学院紀要などに掲載された論文を3編以上有すること,また学会誌掲載論文のうち1編は審査を経て認められた査読論文であることが基本的資格として課せられるため,研究情報発信の経験と知識を積むために学会・研究会等の機会への積極的参加は,博士課程前期に引き続き奨励される。博士課程前期と同様,指導教員を含む複数の指導教員による指導がなされる。なお,以下の論文指導スケジュールは,学生の専門分野や研究の進捗状況によって異なるため変動的である。指導教員による博士論文作成に関する指導,予備審査会における研究計画の承認や,博士論文中間発表会が毎年2回ずつ学生ごとに行われる。[博士論文] <予備論文> (提出資格) 博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。 (提出期限) 博士論文提出の1年前 (提出書類) 予備論文,履歴書,研究業績一覧,公刊した学術論文。その他,専攻で必要と認めた書類。 <博士論文> (提出資格) 博士課程後期に在学し,必要な研究指導を受けた者。予備論文審査に合格した者。 (提出期限) 1月末日または6月末日。(ただし,2010年度以前に本大学院の博士課程後期に入学した者は 3月末日または9月末日。) (提出書類) 博士論文・論文概要書各5部。その他の提出書類については専攻の定めによる。 (論文の審査) 博士論文の審査のため,研究科委員会は審査委員会を組織する。 審査委員会は,当該研究科の教員のうちから学位論文に関連のある授業科目を担任する教員3名以上を含む5名を審査委員に選出する。 -100--87- ※上記は3月学位授与のケースであり,状況により内容及び時期等を変更する場合がある。年次1年次4月博士学位論文執筆ガイダンス。研究指導体制・研究計画の確定。指導教員に対して,研究の進捗状況等を随時報告し,研究指導を受ける。10月履修(博士論文執筆)指導計画の確認。3月博士論文中間発表会参加。2年次4月~2月研究テーマ・内容の確認と決定。3月博士論文中間発表会参加。3年次~6月博士論文専攻内予備審査。6月博士学位申請論文及び概要等の最終提出。研究科委員会博士学位論文受理。1月~審査委員会における公開審査(公開口頭試問,最終試験の実施)。2月研究科委員会における審査結果報告,学位授与審議。3月学位(博士)授与。内容博士論文執筆ガイダンスの実施。・指導教員1名,副指導教員2名の決定。・4月以降指導教員,副指導教員による博士論文執筆指導及び研究指導を行う。・履修(博士論文執筆)指導計画の策定。・研究の進捗状況等の報告を随時受け,研究指導を行う。・履修(博士論文)指導計画書の見直し。・博士論文執筆の進捗状況を確認し研究指導を行う。・博士論文中間発表会で問題点等を指摘及び指導する。・予備審査会の設置。・博士論文の予備審査。・口述試験の実施。・研究科委員会への博士論文提出。・学位審査委員会の設置(主査1名,副査2名以上の承認)。・博士論文の審査。・最終口述試験の実施。・博士学位授与の決定。研究指導概要

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