2022年 大学院要覧
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-88-(論文の審査) 博士論文の審査のため,研究科委員会は審査委員会を組織する。 審査委員会は,当該研究科の教員のうちから学位論文に関連のある授業科目を担任する教員3名以上を審査委員に選出する。 (最終試験) 最終試験は,口頭試問の方法によって行う。そこでは,学位論文の内容に関する質疑を行うとともに,関連する専攻分野の知識についても試問する。また,結論や考察について論理的に説明する力や表現力についても評価する。必要に応じて,筆答試問を併せて行うことができる。 (審査結果の判定) 学位論文の合否については,論文主査および副査による評価を踏まえ,専攻会議で審査する。その際,専門知識,論理的実証的な思考力,正確な表現力を身につけているかなどを中心に,学位授与方針に基づく達成度を踏まえることとする。専攻会議での審査を踏まえて,課程修了の可否を,研究科委員会で審議し決定する。 (2) 論文審査基準 [博士論文] 博士論文の審査及び最終試験の試問により,専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行い,又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を有しているかを審査する。 なお,博士論文は各研究科の学位論文審査基準(大学院要覧p28以降参照)に従って審査される。 -88-

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