2022年 大学院要覧
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-160-(最終試験) 最終試験として博士論文発表会を6月または12月中に開催し,学位論文の内容に関する口頭発表を行う。そこでは,発表内容に関する質疑を行うとともに,関連する専攻分野の知識についても試問する。また,実験結果および考察について論理的に説明する力や表現力についても評価する。必要に応じて,筆答試問を併せて行うこともできる。 (審査結果の判定) 博士論文の合否は,論文主査および副査による評価を踏まえ,専攻会議で審議して決定する。合否の判定に際して,専門知識,問題解決能力,表現力を身につけているかなどを中心に,学位授与方針に基づく達成度を踏まえる。専攻会議での決定を踏まえて,課程修了の可否を,研究科委員会で審議し決定する。 (2) 論文審査基準 [博士論文] 博士論文の審査及び最終試験の試問により,専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行い,又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を有しているかを審査する。 なお,博士論文は各研究科の学位論文審査基準(大学院要覧p28以降参照)に従って審査される。 -160-

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