2022年 大学院要覧
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-145- 〔2〕研究指導スケジュールと研究指導概要 A. 博士課程前期 (1) 論文審査手続き [修士論文] (提出資格) 博士課程前期に在学し,専攻で認められた者。 (提出期限) 1月上旬とし,その年度ごとに定める。 (中間発表) 7月とし,その年度ごとに定める。 (提出書類) 修士論文・論文概要書各3部。 (論文の審査) 審査は指導教員を含む大学院担当教員が主査1名・副査2名以上で行う。 主査・副査は4月頃に決定する。 (最終試験) 最終試験は,学位論文の内容及びこれに関連ある専攻分野の科目について,試問の方法によって行う。なお,試問については口頭による。ただし,筆答試問を併せて行うことができる。 (審査結果の判定) 論文の合否および評価は研究科委員会の審議を経て決定する。 (2) 論文審査基準 [修士論文] 修士論文の審査及び最終試験の試問により,広い視野に立って精深な学識を修め,専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を有しているかを審査する。 なお,修士論文は各研究科の学位論文審査基準(大学院要覧28頁以降参照)に従って審査される。 年次内容研究指導概要1年次4月・指導教員1名、副指導教員2名の決定・4月以降指導教員、副指導教員による修士論文執筆指導及び研究指導毎週「特別研究」において、指導教員に対して研究指導の進捗状況を報告し、研究指導を受ける。6月研究テーマ・内容の確認と決定・2年生が行う修士論文中間発表会、最終報告会へ参加し、研究や論文作成方法を修得する。・学会への参加を奨励2年次6月末修士論文研究計画書の提出・中間発表会の一週間前までに提出させ、大学院担当教員全員に配布7月修士論文中間発表会で報告・中間発表会で問題点等を指摘及び指導する・中間発表会で指摘された問題点等を踏まえて、研究を深化させる。・中間発表会で指摘された問題点等を踏まえた研究指導1月修士論文の最終提出2月口頭試問3月研究科委員会における修了認定学位(修士)授与 博士課程前期においては、主査を中心に学内の3名の指導教員が修士論文の完成まで指導を行う。修士論文執筆の能力を獲得するとともに学術情報発信の実際を経験するため、学会への参加が奨励される。・修士論文審査委員会の設置・修士論文審査の実施・最終試験(口述試験)の実施(博士課程後期入学者、進学者の決定)・修士論文合否の決定※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。-145-

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