2022年 大学院要覧
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-122- 〔2〕研究指導スケジュールと研究指導概要 A. 博士課程前期 (1) 論文審査手続き [修士論文] (提出資格) 博士課程前期に在学し,専攻で認められた者。 (提出期限) 1月上旬とし,その年度ごとに定める。 (中間発表) 5月,10月 (提出書類) 修士論文5部(正,副,保存用を含む)。その他の提出書類については教育学専攻の定めによる。 (論文の審査) 審査は指導教員を含む大学院担当教員が主査1名・副査2名以上で行う。 主査・副査は12月頃に決定する。 (最終試験) 最終試験は,学位論文の内容及びこれに関連ある専攻分野の科目について,試問の方法によって行う。その際特に,教育に関する諸問題を多角的に検討する関心・意欲・態度をもち,教育学的な専門性に基づいて研究内容を適切に理解・判断し,実際に活用できるかを評価する。なお,試問については口頭による。ただし,筆答試問を併せて行うことができる。 (審査結果の判定) 論文の合否および評価は研究科委員会の審議を経て決定する。 (2) 論文審査基準 [修士論文] 修士論文の審査及び最終試験の試問により,広い視野に立って精深な学識を修め,専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を有しているかを審査する。 なお,修士論文は各研究科の学位論文審査基準(大学院要覧p28以降参照)に従って審査される。 年次内容研究指導概要1年次4月オリエンテーションへの参加毎週「特別研究」において、指導教員に対して研究指導の進捗状況を報告し、研究指導を受ける4月以降、指導教員による修士論文執筆指導及び研究指導6月~研究計画の提出2年生が行う修士論文中間発表会へ参加し、研究や論文作成方法を修得する学会への参加を奨励2年次5月修士論文中間発表会で報告中間発表会で問題点等を指摘及び指導する7月~9月中間発表会で指摘された問題点等を踏まえて、研究を深化させる中間発表会で指摘された問題点等を踏まえた研究指導10月修士論文中間発表会で報告中間発表会で問題点等を指摘及び指導する11月~12月中間発表会で指摘された問題点等を踏まえて、研究を深化させる中間発表会で指摘された問題点等を踏まえた研究指導11月修士論文最終題目の提出1月修士論文の最終提出、口頭試問・修士論文発表会修士論文審査委員会の設置修士論文審査の実施修士論文の合否の決定3月研究科委員会における修了認定学位(修士)授与 博士課程前期においては、主査を中心に2人の副査の教員とともに修士論文の完成まで指導を行う。教育学の幅広い専門知識を獲得するため専攻内の多様な科目の履修が推奨される。また、公的学会への積極的な参加を促す。※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。-122-

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