2022年 大学院要覧
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-116- 〔2〕研究指導スケジュールと研究指導概要 A. 博士課程前期 (1) 論文審査手続き [修士論文] <予備論文> (提出資格) 博士課程前期に在学し,各年度の4月に「学修・研究計画書」,2月に「研究計画実施状況報告書」を提出した者。かつ,修士論文の提出予定時期の6ヶ月前までに,修士論文の中間発表を行った者 (提出期限) 11月上旬とし,その年度ごとに定める。 (提出書類) 予備論文 3部。 <修士論文> (提出資格) 予備論文審査により,専攻から修士論文の提出が認められた者。 (中間発表) 7月上旬または12月上旬。具体的な実施日は専攻において年度ごとに定める。 長期履修者,3年次以降の在籍者については,複数回の発表を妨げない。 (提出期限) 1月上旬とし,その年度ごとに定める。 (提出書類) 修士論文1部。その他の提出書類については各専攻の定めによる。 (論文の審査) 審査は指導教員を含む大学院担当教員が主査1名・副査2名以上で行う。 主査・副査は10月頃に決定する。 (最終試験) 最終試験は,学位論文の内容について,試問の方法によって行う。なお,試問については口頭による。 (審査結果の判定) 論文の合否および評価は研究科委員会の審議を経て決定する。 年次内容研究指導概要1年次4月新入生オリエンテーション・学位取得に向けたスケジュールの確認等を行う。「学修・研究計画書」の提出・十分な研究成果を上げるために必要な学習・研究の方向を明確にする。3月「研究計画実施状況報告書」の提出・学修・研究計画書を踏まえ、研究の成果・学内外の活動を報告。2年次4月専攻在学生オリエンテーション・学位取得に向けたスケジュールの確認等を行う。「学修・研究計画書」の提出・十分な研究成果を上げるために必要な学習・研究の方向を明確にする7月修士論文中間発表会・研究の成果を発表し、今後の研究の進め方について指導する。10月修士論文題目等の提出・論文タイトル、目次、主な研究方法を報告。主査・副査を決定する。11月専攻内予備審査のための予備論文の提出予備審査会を設置し(主査1名、副査2名)、予備審査を行う。問題点等を指摘及び指導する。専攻会議にて予備審査結果の報告を行う。1月修士論文提出2月修士論文口述試験および修士論文発表会・修士論文の概要について報告後、口述試験を実施する。合否の判定を行う。専攻会議にて審査結果を報告する・主査から審査結果を報告する。研究科委員会における修了認定・修士学位授与の決定。3月学位(修士)授与 博士課程前期においては、主査を中心に学内の3名の指導教員が修士論文の完成まで指導を行う。 博士課程前期では、コースワークを通じて、①正しい研究方法を身につけた研究者の養成、②高い問題解決能力を身につけた研究志向を持ったソーシャルワーカーの養成指導を行う。博士課程前期在学院生は、毎年、「学修・研究計画書」「研究計画実施状況報告書」を提出することとする。※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。-116-

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