2021年 履修の手引き
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-320- 化学と生物学に加えて両者の複合分野を学びます 物質生物科学科では、化学と生物学それぞれの分野の中核となる授業科目を「展開科目」系列に分類しています。また、医学、薬学、農学、環境科学あるいはバイオテクノロジーなどの基礎となる科目群を「総合科目」系列としました。なお、「理学基礎」系列は理学全般の基礎を取り扱う科目群で、主に1年次で学ぶことができます。 これらに加えて「実験科目A」、「実験科目B」ならびに「特別研究」を履修することにより、各分野を実践的に学ぶことができます。 学科科目の大部分が選択制です 興味や志望に応じて、例えば化学分野あるいは生物分野を中心に授業を履修することで、卒業に必要な学科科目の単位数を満たすこともできます。また、バイオテクノロジーや環境科学などの興味にあわせて履修科目を選択することも可能です。 実験科目を重視しています 自然科学における実験の重要性は、言うまでもありません。各分野の真の理解と応用力を身につけるために、「実験科目A」と「実験科目B」の2系列から、少なくともそれぞれ6単位は履修しなければなりません。 4年次では卒業研究に集中します 「特別研究」は、選択必修科目である少人数で英語の文献を読む基礎演習および最終年次で履修することを想定した卒業研究演習、ならびに必修科目である卒業研究からなる系列です。最終学年の学生は教員の研究室に所属し、ほぼ1年を通して決まったテーマに沿った研究を行います。 自然科学は、有史以前からの人類の知的活動の積み重ねによって成立したものです。大海のようなその広がりと深さを学び知ることは、喜びであるとともに、真摯な努力を必要とします。以上の解説を参考にして、自分自身のチャート(履修計画)を手にして、航海に乗り出してください。 自然科学を学ぶことは楽しい 科目表の科目名あるいはシラバスの内容から、興味を引く科目を寄せ集めて履修選択するのではなく、将来を見越して物質生物科学科で何を学びたいのかを考えた上で、履修科目を選択してください。 ① 学習の目標を明確にする 資格は、取れるからとるのではなく、卒業後の進路を見通して強い決意をもって選択してください。履修すべき授業が増えるために、時間割を含めて綿密な履修計画が必要です。 ③ 資格課程や連携専攻の履修にあたっては目的意識を明確に、履修計画を綿密にする 卒業に必要な授業区分ごとの単位数を確認し、さらに学科科目のなかで各授業系列の必要単位数に注意して、4年間で無理なく学べる履修計画を立ててください。 ② 4年間を見通した履修計画を立てる アドバイザーをはじめとする教員や友人に加えて、学科の掲示板(80年館A棟2Fエレベーター横、80年館A棟3F エレベーター横(化学系)、80年館A棟1F自然科学系実験室1横(生物系))は大事な情報源です。つねに気を配って、大事な情報を見逃さないように努めてください。 ④ 情報収集を的確におこなう 学科科目履修上の注意点 物質生物科学科科目の特徴 入学直後のガイダンスで配布されるガイダンスブックに、授業科目の履修について、ていねいに説明されていますので、よく読んで参考にしてください。 ⑤ 学科のガイダンスブックを熟読しよう

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