2021年 履修の手引き
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-227- 「食」を科学するスペシャリストの養成食物学専攻では、食品学、栄養学、調理学をバランスよく学べるようにカリキュラムが構成されています。また、実験・実習の授業を多く提供し、基礎となる化学の知識を十分に身につけられるようになっています。そして、現代人の食生活や社会問題をふまえながら、私たちの今後の食生活・栄養・ライフスタイルのあり方を考えていきます。将来の進路としては、食品関係企業の食品開発・研究職などに就くほか、中学・高校の家庭科教員として活躍することもできます。また、フードスペシャリストなどの資格にチャレンジすることも奨励します。現代人の健康を栄養面からサポートする専門家を育成、管理栄養士の資格取得をめざす管理栄養士専攻では、実験・実習を豊富に取り入れ健康維持・増進、疾病の予防や治療に対する栄養管理・栄養教育に必要な知識と技術を習得するために、基礎医学講義も開講し病院などの臨床の場での活躍に必要な、病気・人間に対する理解を深めます。講義で基礎的な知識・技術を学んだうえで、実験・実習の授業により、管理栄養士に必要とされるマネジメント能力、コミュニケーション能力を実践的に養っていきます。 管理栄養士専攻の専門教育 食品学・栄養学・調理学の知識を総合的に学び、食を科学するスペシャリストの養成をめざしています。「フードスペシャリスト」の資格取得試験は在学中に実施されます。①食を科学する専門家養成基礎学力を重視し、学生が自分で計画を立て、問題解決ができるように指導しています。大学院進学、食品開発、研究などの分野で充分実力が発揮できる教育を実践していきます。 ③基礎から問題解決能力まで養成食品素材の特徴、食品の生産・加工・貯蔵、食品の変性、安全性や、調理に関する諸現象、おいしさと飲み込みやすさ、食文化、フードコーディネートなど広範なテーマを科学的に学びます。②食物のさまざまなテーマを科学的に学ぶ教職課程を履修し、必要な単位を修得すれば、中学校・高等学校教諭一種(家庭)の免許が得られます。これまで多くの先輩が家庭科教諭として活躍し、高い評価を得ています。④中学・高校の教諭もめざせる食物学専攻専門教育4つの特色食物学専攻の専門教育厚生労働省の定めた管理栄養士養成カリキュラムの「専門基礎分野」「専門分野」のほかに、基礎学力を養うための「基礎科目」と卒業論文研究が必修で、主体的に学ぶ力を体得していきます。①魅力ある管理栄養士の育成臨床医学、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育論などに関する専門知識を学び、技術を実習により習得します。医療職の一員としての自覚を養成します。 ③医療職としての自覚養成基礎化学Ⅰ・Ⅱ、基礎分析学Ⅰ・Ⅱ、基礎医学、基礎栄養生理学が学べ、管理栄養士として必要な学問的基盤が築けます。大学院進学、職業選択などの時に、高度な研究を行っていくための力になります。②本学が誇る基礎科目の提供④食生活の専門家を養成管理栄養士専攻専門教育4つの特色食品学、栄養学、調理学の各分野を総合的に学ぶことで、食生活を科学的に計画し、運営できる能力を育成。栄養という側面から健康をサポートできる食生活の専門家を養成します。家政学部

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