2025年 履修の手引き
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国際文化学部 各コースの特徴□履修において望むこと□索、論文の書き方、プレゼンテーションやディスカッションの仕方、□□□など、大学での学びに必要なスキル・論理的思考力や、国際文化研究の基本的な方法を身につける必修科目(「アカデミック・スキルズⅠ」「アカデミック・スキルズⅡ」「国際文化研究法」)と、海外留学を目指す学生を対象とした選択科目(「留学準備演習Ⅰ」「留学準備演習Ⅱ」)からなります。□なお、□年次前期の「国際文化研究法」の「地域」あるいは「芸術」の選択に合わせて、「地域文化コース」と「芸術文化コース」に分かれます。 「世界と自己を知るための科目」群は、多様な地域・領域の文化の理解を深めるための専門科目群で、□年次から履修することができます(一部の科目は、□年次後期から履修可能です)。この科目群は、「□.欧米文化科目群」「□.日本・アジアの文化・思想科目群」「□.映像・ポップカルチャーと哲学科目群」「□.芸術文化科目群」の□つの群からなり、欧米・日本・アジアの文化や思想に関する知識を深める科目、美術・文学・音楽・ダンス・映画・ポップカルチャー等を学ぶ多様な科目が配置されています。このうち、「□.欧米文化科目群」「□.日本・アジアの文化・思想科目群」が「地域文化コース」、「□.映像・ポップカルチャーと哲学科目群」「□.芸術文化科目群」が「芸術文化コース」に相当します。ただし、国際文化学科のコースは緩やかなもので、両コースで相互に関連している分野も多いため、学生の学びたい分野やテーマによっては、両コースにわたって領域横断的に学ぶことを奨励しています。□□年次からは、「実践トレーニング科目」群の履修が始まります。教室の外に問題や課題を見出し、解決する力を身につけることを目的とする脱キャンパス型の実習科目「実践プログラム(国内)」、原則として語学力を問わず希望者全員が海外留学することができる「実践プログラム(海外□)」、語学力等の学内選考を経て、協定大学または認定大学へ留学する「実践プログラム(海外□)」のいずれか1科目を選択必修としています。これらの科目は、国際文化学科の特徴である、体験・実践・発信を国際的な視野をもって具体的に実行する科目で、本学科の核をなしています。さらに、□年次後期には、これらの成果について英語でプレゼンテーション・議論を行うための「バイリンガル・コミュニケーション」を必修としています。□こうした教室内外での学びを、具体的に一つの研究に展開させる科目群が「卒業研究」です。□年次後期から□年次にかけて実施される「国際文化学演習□」「国際文化学演習□□」「国際文化学演習□□」は演習形式の授業で、学生はそれまでの学びを通して身につけた、複眼的・論理的・国際的な観点から、自ら立てた問いに取り組み、その集大成として「卒業研究」(卒業論文)を完成させます。□○○地地域域文文化化ココーースス 地域文化コースでは、それぞれ特有の歴史と文化を持つ地域(英米文化圏、ドイツ文化圏、フランス文化圏、中国文化圏、韓国文化圏、東南アジア文化圏、日本文化圏)の多様な文化(文学、歴史、社会、思想)を学ぶことができます。学生はこれらの地域から学んでみたい文化圏を選び、それに関する科目(「□.欧米文化科目群」「□.日本・アジアの文化・思想科目群」の科目)を履修して、その地域の文化について学ぶとともに、他の地域の文化とも比較することで、複眼的・国際的な視座を身につけます。 ○○芸芸術術文文化化ココーースス 芸術文化コースは、美術・音楽・ダンス・映画・ポップカルチャー等の多彩な表象文化を学ぶコースです。関連する科目(「□.映像・ポップカルチャーと哲学科目群」「□.芸術文化科目群」の科目)を履修しながら、そうした芸術(表象)文化がなぜ起こり、どのような意味を持つのか、さらに歴史的・社会的・思想的背景においてどのように機能してきたのかなどを考察します。他の地域や領域の芸術(表象)文化とも比較することで、複眼的・国際的な視点を養います。 1. 自分の興味ある問題を広く深く追究すべく、学科科目、教養科目の中から必要な科目を計画的に履修すること。 2. 1年次においては、外国語を含む「基礎科目」や「教養科目」、および「国際文化基礎論」「スタディ・アブロード・プログラム」「アカデミック・スキルズI」等の学科の必修科目をしっかり履修し、自分の関心がどこにあるのか、2年次以降の履修カリキュラムをどのように作成していくのかをよく考えてください。 3. 1年次の初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)の選択にあたっては、関心のある文化圏を考慮すること。 4. 2年次前期の「国際文化研究法」の「地域」あるいは「芸術」の選択に合わせて、「地域文化コース」と「芸術文化コース」に分-287-

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