2024年 履修の手引き
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■日本文学科では、日本語・日本文学および中国文学・思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学の各学問領域において自ら課題を発見し、それを学術的な知見、論理的思考に基づいて理解・分析し、他者と協働しながら解決する過程を通じて、国際社会に主体的に貢献できる人材の育成を目的とする。このため、以下の能力の修得を教育上の目標とする。■■■■■■日本語・日本文学および中国文学・思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学に関する専門的な知識・技能を獲得し、それに基づいて、日本および国際社会を多面的に理解することができる。【大学■■■】■■■■■■高度な言語運用能力および■■■を駆使した情報収集能力・発信能力を用いて、自らの考えを適切に他者に伝えると同時に、多様性に富む意見を理解することができる。【大学■■ ・■■■・■■■】■-333- 学学位位授授与与方方針針((デディィププロロママポポリリシシーー))■■■■■■ ■一次資料の解読やフィールドワークなどを通じて、実証的な分析力を身につけ、収集した情報を批判的に検証したうえで、自己の意見を論理的に構築することができる。【大学■■■・■■ 】■■■■■■■日本語・日本文学および中国文学・思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学に関する課題を自ら発見し、主体的かつ計画的に解決する能力を身につけることができる。【大学■■■】■■■■■■■日本語・日本文学および中国文学・思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学の専門的な知識・技能を活かして、他者と協働しながら、持続的な社会の発展に主体的に関与することができる。【大学■■■・■■■、■■■】■■■■■■■■■■■■■学学 科科 のの 33 方方 針針((日日本本文文学学科科))■■■教教育育課課程程編編成成方方針針((カカリリキキララムム・・ポポリリシシーー))■■■■【教育課程・教育方法】 日本文学科では、日本語・日本文学および中国文学・思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学等の各学問領域に関する専門知識および学科ディプロマ・ポリシーで示した能力の修得を保証するため、以下の基礎科目、通史、専門科目(講義)、専門科目(演習)、卒業論文関連科目、その他の関連科目を段階的・体系的に編成している。 本学科の学生は全員、1年次に基礎科目を履修して、学科ディプロマ・ポリシーで示す学修成果に関連する基礎的な力を身につける。さらに1年次から4年次にかけて通史、専門科目(講義)を履修しつつ、2年次からの専門科目(演習)の履修を通して学科ディプロマ・ポリシーの学修成果を身につけ、その達成度レベルを上げていく。3年次から卒業研究予備演習が履修でき、4年次には全員が卒業研究演習を履修して、学科での4年間の学修の集大成として卒業論文をまとめる。各自の関心に応じてその他の関連科目も履修することができる。 本学科で提供する科目は以下のとおり。 基礎科目 ■日本文学・日本語学研究の基礎を身につけるための科目群。「変体仮名演習」と「基礎演習」では、一次資料を用いて古典文学作品を読解する力を少人数のアクティブ・ラーニング形式で修得する。「文章表現法」では、レポート・論文や実用文を書くための基本的なリテラシーを身につける。 通史 上代から近現代までの日本文学と、日本語の歴史的な変遷を体系的に修得する。日本語・日本文学と関連の深い中国文学、中国思想の歴史についても学ぶことができる。 専門科目(講義) 上代から近現代までの日本文学と、音韻、文法、方言等をはじめとする日本語学の諸領域について関心に応じて学び、自らの専門性を深める。 日本語・日本文学と関連の深い中国の代表的な文学作品についても学ぶことができる。 専門科目(演習) 上代から近現代までの日本文学と、音韻、文法、方言等をはじめとする日本語学の諸領域、中国文学・思想、漢文学について少人数のアクティブ・ラーニング形式で実践的に学び、自らが発見した問題と解決までのプロセスを、プレゼンテーション等を通じて他者に明確に伝えることのできる技術を修得する。 例えば、「古典文学演習」では、1年次に身につけた変体仮名を読む力を活用して一次資料を分析する能力を修得する。「日本語学演習」では、コーパス等の活用を通してデータサイエンスの基礎を学び、伝統的な研究方法に応用することもできる。「日本文学科情報検索演習」では、ICTを活用した高度な情報検索技術を修得することができる。 卒業論文関連科目 卒業論文の執筆に向けて3年次から各自の関心に応じてゼミナールである「卒業研究予備演習」を選択することができる。選択可能なゼミナールの分野には、上代文学、中古文学、中世文学、近世文学、近代文学、日本語学、中国文学・思想(漢文学)、日本語教育学、図書館情報学がある。4年次には全員がゼミナール「卒業研究演習」に所属し、発表やゼミ生との議論、指導教員による個別指導を通じて研究を深め、その成果を卒業論文にまとめる。 その他の関連科目 ■このほか、「創作技法論」や「マスメディア論」では現役で活躍している作家やジャーナリストによる実践的な授業を通して表現力や情報リテラシーを磨く。日本語教員養成講座の必修科目である「日本語教育方法論」では、日本語教育法の理論的背景の変遷と教材の利用方法をアクティブ・ラーニング形式で学ぶ。「書誌学」では、江戸時代以前に書写された古典籍の知識と取り扱い方法について本学科所蔵の古典籍を用いながら実践的に学ぶ。 なお、希望者は中学・高等学校教諭(国語)、司書、日本語教員、博物館学芸員

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