2024年 履修の手引き
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-229- 教育学科は、生涯にわたる人間の成長を教育学の幅広い基礎知識と深い専門知識に基づいて理解し、教育に関わる実践と諸問題の解決方法を複眼的な視点から探究する学科です。そのうえで、教育コミュニケーションという側面から、多様な他者と協働し教育を核とした既存社会の変革と持続可能な社会の創造を主体的に推進できる人を育てていくことを目指しています。■教員免許を取得するためのカリキュラムはもちろん、人間の発達形成の仕組みを理解するために、心理学や社会学分野の科目も設置しています。生涯学習や国際協力・多文化共生など教育と現代社会の関わりも考察します。■1年次には、大学で学ぶための基礎概念、文献利用方法、レポート作成方法などを学習し、少人数の演習も経験します。学校インターンシップや情報処理の演習科目、教員採用試験対策講座も充実しています。■9割超の学生が教員免許を取得し、教員採用試験を受けた学生のほとんどが新卒で教員になります。さらに、本学科での「人間を育てる学び」を生かし、一般企業、行政機関、■■■、地域社会などでも広く活躍しています。■教育学科では,学生の皆さんが教育に関する理論的・実践的な専門性を身につけ,卒業後に,教育の側面から新たなフロンティアを切り拓く力を発揮できることをめざし,教育を行っています。具体的な教育の目標は以下の通りです。■■■ 教育に関わる幅広い学問領域について、基礎的な知識・技能を修得している。■ ■ 学校教育の意義や教師の役割を踏まえ、社会と教育の変化に対応するために必要な知識と技能を修得している。■■■ 教育的事象や社会の諸問題を、教育に関わる幅広い学問領域に基づく視点と方法論を用いて論理的に説明できる。■■■ 人間と社会の可能性を理解し、教育の望ましいあり方について専門的知識を教育実践と結び付けて探究できる。■■■ 専門的知識を活用し、学修者のライフステージに応じた教育を行ったり学びを支援したりする力を修得している。■■■ 教育を核とする社会システムを、他者と協働しよりよく発展させていく態度を身につけている。■■■ 自らの成長や役割のための新たな学びを持続可能な形で継続する態度を身につけている。■ 教育学科では、教育学の理論、教育学の方法論、教育実践論をバランスよく学びながら、同時に教育フィールドを対象とした演習や実習を行うことで、理論と実践の有機的な往還によって学びを深める教育を行っていきます。■カリキュラムは、「教育学理論科目群」「教育学方法論科目群」「教育実践学科目群」「教育フィールド実習科目群」をそれぞれ導入・基礎・応用・発展と段階的および体系的に編成して実施します。教育学科における学習の総仕上げとして「卒業論文」を課しています。■【教育学理論科目群】■教育学の基本的知識・理論を学ぶために、教育に関わる哲学、歴史学、社会学、心理学等や、学校教育学、生涯教育、国際教育、■■■教育等に関する科目から構成します。教職の「教育の基礎的理解」に関する科目を含みます。■【教育学方法論科目群】■教育学の主要な研究方法である文献調査法、量的調査法、質的調査法等に関する科目(1~2年次)と、教育学の理論と教育的事象・社会の諸問題・教育実践を結びつけて教育のあり方を探究する教育学ゼミナールに関する科目(3~4年次)から構成します。グループワークや討論を通して多様な考え方を知る機会を設定し、自ら設定した問いについて多面的に考察し論理的に説明する力を身につけていきます。■【教育実践学科目群】■教育学の理論や研究知見を踏まえた教育プログラムを設計し実践する力を身につけるための科目により構成します。学校における各教科の授業をはじめ、教科外の教育プログラムや、一般社会かつ幅広い対象への各種の教育プログラム等を、グループワークやフィー■■理念・目的■学科の方針■カリキュラムの構成と特徴■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■教教育育学学科科■■

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