2023年 履修の手引き
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-355- うな意味をもつのか、などを考えます。各国の文化も多く取り上げるので、外国語にも積極的に取り組みましょう。面白い現象だけ を見るのではなく、歴史や思想をきちんと把握して体系づけることを目指しています。 ○○比比較較文文化化ココーースス 文化とは諸外国からの様々な影響を受けて形成されるものです。日本は古くから中国の文化の影響を受け、中世にはキリシタン文 化、鎖国時代にはオランダ文化などが移入されました。そのような諸文化の混交から日本の文化は形成されてきました。現代の日本 にも様々な文化現象があり、日本独自の文化と思っていたものが実は意外な国の影響下に生まれたものも少なくありません。比較文 化コースの特徴は、そのような国境を越えた諸文化のぶつかり合いを学ぶことです。文学や思想、芸術、映画、ファッション、あら ゆる場面に現出する国際的な関わりが、比較文化と言えます。具体的には日本文化に基礎を置き、その日本文化と様々な文化圏(英 米文化圏、ドイツ文化圏、フランス文化圏、イタリア文化圏、中国文化圏、韓国文化圏、東南アジア文化圏)との相互の関わりを研 究することになります。 1.自分の興味ある問題を広く深く追究すべく、基本科目(2020年度入学者まで)、基礎科目(2021年度入学者より)、学科専門科目、展開科目(2020年度入学者まで)、教養科目(2021年度入学者より)の中から必要な科目を計画的に履修すること。 2.1年次においては、外国語および文化論と基礎演習などをしっかり履修し、自分の関心がどこにあるのか、2年次以降の履修カ リキュラムをどのように作成していくのかをよく考えてください。 3.履修する科目の予習が十分できるように、無理のない時間割を作成すること。(単位修得だけを考えて無理に時間割を埋めるよう なことはしないこと。) 4.資格科目の選択にあたっては、それなりの時間と努力が要求されるので、よく考えてから選択すること。 5.1年次の外国語選択にあたっては、関心のある文化圏を考慮すること。履修において望むこと人間社会学部

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