2023年 履修の手引き
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-297- 20世紀から今日に至る自然科学のめざましい発展には、専門間の交流が大きく寄与しました。たとえば、DNAの構造解明は物理化学者によってなされましたが、それは生物学に革命をもたらしました。このような学問の流れに対応して、本学科は、化学と生物学とを基礎として物質科学、環境科学、分子生物学、生物科学などの分野を目指し、また社会における様々な局面で求められる問題解決能力を持つ人材の養成を目標として設立されました。 カリキュラムは、学生が自然科学の基礎を十分学んだ上で、物質の成り立ちの根源からさまざまな生命現象までを広い視野から探ることをねらいとしています。また、学生の自主性を尊重して、少数の必修科目を課する以外は、自由に履修科目を選べるよう配慮しています。すなわち、1・2年次の基礎的科目を学ぶ中で、学生自身が化学、生物学あるいは両者の複合分野に焦点を絞った履修プログラムを作ることを期待しています。 カリキュラムのもう一つのねらいは、学生が講義や教科書などから知識として学ぶだけではなく、基礎から先端にわたるいろいろな実験実習の履修を通して、学問を体験的に身に付けることにあります。 https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/science/chemical_and_biological_sciences/index.html 理念・目的化化学学生生命命科科学学科科 理学部

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