2023年 履修の手引き
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-232- 現代社会においては衣生活をはじめとする様々な生活やそれをとりまく環境は著しく変化しており、それにともない衣生活や衣環境にも多種多様な問題が生じています。これらの問題の解決を目指して、被服学科は、家政学という基盤に立って被服に関する種々の分野の教育・研究を行っています。 本学科では、生活環境の変化や生活における様々な問題に対応できる広い視野と高い見識を持った人材を育成することに目標を置いています。この目標を達成するため、自然科学的な視点からは、衣材料、衣造形、衣環境、染色・整理を基礎とした専門的知識や技能を学びます。また、社会科学的な視点からは、衣服に関わる流通・消費の実際やそこで生じる問題点を捉えます。さらに、人文科学的視点からは、服飾や染織について、その歴史、思想、文化を考証し、現代の衣服や衣生活との関連を把握します。これらの学びを通して適正な衣服や衣環境の在り方を総合的に理解し、提案できる教育・研究を展開しています。 以上の点に加えて、被服学科では、専門の知識や技術の修得だけでなく、社会や生活における諸問題を発見し、自ら考え、解決するための問題解決能力も身につけ、よりよい社会や生活を実現するための創造的な精神を養うことを目指しています。 https://unv.jwu.ac.jp/unv/academics/human_sciences_and_design/clothing/index.html 理念・目的 被被服服学学科科

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