2023年 履修の手引き
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-221- 住居学とは、住居および地域の住環境を総合的に把握し、人間の生活のための空間―住居および住環境―のよりよいありかたを追求することを目的とした学問です。 この目的にそって、1年次から学科共通の基礎的な専門科目が用意されていますが、2年次後期から順次「居住環境デザイン専攻」と「建築デザイン専攻」それぞれの領域について、より専門的に学ぶことになります。 「居住環境デザイン専攻」では、人々の生活への理解を深め、住居を歴史・文化や地域社会、さらに地球環境まで広い視野から学び、住まいづくり、まちづくり、住宅政策に専門的に携わる人材を育成します。 「建築デザイン専攻」では、住居から都市までの生活空間を建築の原初である住居学的側面から学び、建築そのものだけでなく環境や人間生活を重視する創造性豊かな建築家・デザイナー・技術者を養成します。 両専攻ともに、それぞれの特色を生かし、社会的に幅広く、行政・教育・研究・実務の場で必要な総合的視野・計画力・創造力を養うことを目的としています。 なお、各授業の学習教育目標は、 (A) 全人教育を通し、自立的、継続的、協調的、計画的に作業を遂行する能力を身につける。 (B) 生活に関わるテーマをグローバルな視点から捉える。 (C) 自然科学、情報処理技術を理解し、社会・生活環境に関わる問題を論理的に分析する。 (D) 住宅・建築・都市を社会、生活、文化、技術などの視点から理解する。 (E) 住宅・建築・都市の機能的、構造的、空間的な諸要素を合理的に計画・設計できる能力を身につける。 (F) 社会・生活環境に関わる問題を解明し、その改善方策を提案、デザインする能力を養う。 (G) 住生活の向上を促す技術の理解とそれらを活用・実践する能力を身につける。 (H) プレゼンテーションおよびコミュニケーション能力を養う。 など、その授業内容に応じて設定しています。シラバスに個々の授業に対応する目標が書かれていますので確認してください。 http://mcm-www.jwu.ac.jp/~jyu-ishi/jyu/ui/course0104a.htm 理念・目的 住住居居学学科科 家政学部

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