2021年 大学院要覧
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-44- 研究指導スケジュールと研究指導概要 論文審査手続き [修士論文] (提出資格) 修士課程又は博士課程前期に1年以上在学し,専攻で認められた者。 (提出期限) 1月下旬とし,その年度ごとに定める。 (中間発表) 8月 (提出書類) 修士論文3部。その他の提出書類については専攻の定めによる。 (論文の審査) 審査は指導教員を含む大学院担当教員が主査1名・副査2名以上で行う。 主査・副査は9月頃に決定する。 (最終試験) 最終試験は,学位論文の内容及びこれに関連ある専攻分野の科目について,試問の方法によって行う。なお,試問については口頭による。ただし,筆答試問を併せて行うことができる。 (審査結果の判定) 論文の合否および評価は研究科委員会の審議を経て決定する。 年次内容研究指導概要1年次4月・ガイダンスに参加する。・履修科目を決定する。・修士論文執筆のためのガイダンスを実施する。・3ポリシー(学位授与方針、教育課程編成方針、入学者受入方針)の説明を含めた指導を行う。・学会への参加や研究成果の学会誌等への投稿を奨励する。随時、指導教員に対して研究の進捗状況を報告し、研究指導を受ける。・指導教員を決定し、研究指導体制を確定する。・4月以降は指導教員を中心とした複数の教員の指導により研究を実施する。5月~・研究テーマや内容の検討を行う。・研究計画を作成する。・研究テーマや内容を検討し、具体的な研究計画を作成するための研究指導を行う。・研究計画に基づき研究を実施する。・より良い研究成果を得るために、研究内容は随時見直しを行う。・研究の進捗状況等の報告を随時受け、研究指導を行う。8月・2年次生の修士論文中間発表会に参加する。2月・2年次生の修士論文発表会に参加する。3月・1年間の研究成果を報告し、次年度の研究計画を確認する。・1年間の研究成果報告を受け、次年度へ向けた研究内容や計画について更なる指導を行う。2年次4月~・ガイダンスに参加する。・研究の目的、内容、研究計画を再確認し、引き続き、研究を実施する。・修士論文執筆の進捗状況を随時確認しながら研究指導を行う。・3ポリシー(学位授与方針、教育課程編成方針、入学者受入方針)の説明を含めた指導を行う。・学会への参加や研究成果の学会誌等への投稿を奨励する。8月・修士論文中間発表会で報告し、指摘された問題点の解決や新たな課題に取り組み、更なる研究に深化させる。・中間発表会では、専攻所属の教員全員が問題点等を指摘し指導を行う。・論文の完成に向け、中間発表会で指摘された問題点等を踏まえて、主として指導教員が研究指導を行う。~12月・研究を充実させる。・研究の進捗状況等の報告を随時受け、研究指導を行う。1月・修士論文を提出する。・修士論文審査委員会を設置する。2月・修士論文の審査会、修士論文発表会・主査と副査2名により、修士論文予備審査会を実施し、論文完成のための更なる指導を行い最終論文を完成させる。・専攻所属の教員全員による修士論文最終審査会を実施し、研究内容や質疑応答による結果に基づき修士論文の合否案を決定する。(博士課程入学試験)(博士課程入学者や進学者を決定する)3月・研究科委員会における修了認定・学位(修士)授与・学位(修士)授与を決定する。※上記は3月学位授与のケースであり、状況により内容及び時期等を変更する場合がある。 修士課程においては、指導教員を中心とした複数の教員により修士論文の完成まで指導を行う。修士論文執筆の能力を獲得するとともに、学術情報発信の実際を経験するために学会への参加や研究成果の学会誌への投稿を奨励する。・2年次生の修士論文中間発表会や最終発表会に参加させ、研究や論文作成のための方法を修得させる。【修士課程】-40-

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