2021年 大学院要覧
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-139-専攻の学位授与方針・教育課程編成方針・入学者受入方針 児童学専攻 3つの方針 知識・理解 思考・判断 関心・意欲・態度 技能・表現 その他 学位授与方針 (ディプロマ・ポリシー) ・児童学について精深な学識と研究能力を有している。 ・複合的な視点から、子どもに関わる今日的課題を見出し、それらを解決する方法を提案できる。 ・児童学の社会的な役割を認識している。 ・子どもの健全な発達と育成に関する課題を捉え、自らの考えを表現できる。 ・子どもへの深い理解と関心を示し、主体的に児童学を探求し、その成果を社会に還元しようとする態度を持つ。 ・児童学に関する専門知識と実践的な技能を身に付けている。豊かな表現力とコミュニケーション力を持って研究の成果を社会に伝えることができる。 教育課程編成方針 (カリキュラム・ポリシー) ・児童学に関する理論と研究方法を修得する講義形式の科目と、教員の指導を受けながら学生が各自の課題を追求する演習形式の科目をバランスよく置く。 ・広域な視点と深い洞察力を培うために、心理学、保健学、文化・文学、教育学、社会学の5領域に関わる科目を揃え、対話や討論を多く取り入れた少人数制の授業を行う。 ・今を生きる子どもへの複合的な視点を確保するため、フィールドワークを重視する。研究課題に応じた自主的なリサーチワークを支援し、体験と理論をクロスオーバーさせる手法を学ぶ科目を置く。 ・授業や修士論文中間報告会等を通じて、学生は研究発表の機会を得る。また修士課程における研究活動の集大成として、修士論文を執筆し、その内容を修士論文発表会で公表する。 入学者受入方針 (アドミッション・ポリシー) ・子どもについての研究の重要性を認識する人。 ・児童学についての基礎的な知識を修得した人。 ・他者に共感する姿勢を持ち、物事を複眼的・相対的な視点で捉え、分析的に把握できる人。 ・子どもの幸福に寄与する研究に関心を持ち、研究の成果を社会に還元しようと志す人。 ・論理的に思考し、的確な表現と方法で自分の考えを伝えることができる人。 食物・栄養学専攻 3つの方針 知識・理解 思考・判断 関心・意欲・態度 技能・表現 その他 学位授与方針 (ディプロマ・ポリシー) ・食品、栄養、調理に関わる諸科学に関する高度かつ十分な知識を持ち、それらを問題解決に応用することができる。 ・生活や社会といった観点から食に関する様々な問題を捉え、それらの問題点を判断して、解決法を考えることができる。 ・食物が生活や社会に及ぼす影響や効果を理解し、食に関する様々な問題を積極的に解決しようとする姿勢を有する。 ・食品、調理、栄養、医学に関する高度な実験技術を身に付けている。 ・日本語・英語で論理的に記述・発表・討議を行うことができる。 教育課程編成方針 (カリキュラム・ポリシー) ・各専門分野に関する実践的な学修ができるよう、実習・実験科目を置く。 ・修士論文、演習授業を通じて学術用語・表現(日本語、英語)を修得する。 ・修士論文・授業・演習を通じて、食に関する様々な問題を多様な視点から学生に提起し、高度な思考判断が養われるように促している。 ・専門分野の知識と生活や社会との関連について強い関心を持ち、学修意欲を高められるように配慮している。 ・修士論文での実験・実習を通して、実践的かつ高度な技能が修得できるように配慮している。 ・表現力の向上ができるように、発表形式の演習を配置している。 入学者受入方針 (アドミッション・ポリシー) ・大学で学ぶ食品学、栄養学、調理学について十分な知識を有し、食物に関連する事象を科学的に捉えることができる人。 ・これまでの学修で得た知識に基づき、様々な事象について多面的に考察し、自分の考えをまとめることができる人。 ・家庭や社会における様々な食物に関連する問題を認識し、更に高い知識・技術を身に付けて、それらの問題解決に役立てたいと考えている人。 ・自分の考えを、文章や言葉で他者にわかりやすく、かつ的確に伝えることができる人。 -161-

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