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八雲の足跡から日本文化
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追体験する学び小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が日本で体験し、感じ、考えたことを書いた『日本の面影』を事前に読み、鎌倉・出雲・松江で八雲が見た景色や寺社を実際に訪ねるプログラムです。八雲が明治の日本で何に心を動かされ、どのように理解しようとしたのかを、現地で自分の目と身体をとおしてたどります。文章で読んだ情景が、地域の自然や町並みに重なり、文章の向こう側にあった“八雲の視点”を立体的に感じられるのが、この学びの醍醐味です。
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事前学習で深める
「見る力」と文化理解このプログラムは単なるフィールドワークではなく、まず八雲の著作をとおして日本の思想や歴史的背景を学びます。そのうえで、外国人としての八雲の眼に、地域の景観や人々の暮らしがどのように映っていたのかを丁寧に理解します。事前に八雲と視点を共有しておくことで、現地を訪問した際に、同じものを見ても、見える風景が変わるのが大きな特徴です。
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日本文化を捉え直す
「越境」の視点を育てる「海外で日本のことをうまく説明できなかった」という声を耳にするように、自国文化を理解することは越境の出発点でもあります。外国人である八雲の視点をたどり、日本文化の特徴が他の国・地域のひとびとにどのように受け止められてきたのかを知ることは、自分のルーツを見つめ直し、国際的な視野を育てる大切な学びにつながります。











